殼斗科 椿木科
引用
『殼斗科 椿木科』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-13997)
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ID
M2005033018424532932
コレクション内カテゴリ
- 錦窠植物図説
書名
殼斗科 椿木科
別タイトル / 旧書名
Vol. 113 殼斗科 椿木科
巻次
113-034
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
シラカンバ、シラハリノキ、ウカンバ〈信州〉、ムネバ〈飛州〉、カバノキ〈信州〉、カンバ〈加州〉、ウダイマツ〈信州〉、クサヾクラ〈同〉、シラカバ〈奥州〉、ヤテラシ〈奥州〉、ホンゴウザクラ〈同〉、カリンバ〈ヱゾ〉、カンバサクラカ、シラカンバカ、樺木、樺桃【彙苑詳注】、鞾皮木【物理小識】、鵲樺皮【大明一統志】、[釈名]臓器曰、晋中書令王垂傷寒身験方中作〓字、時珍曰画工以皮焼烟薫紙作古画字故名〓、俗省作樺字也、信州、甲州ニ多シ、凡ソ東北国ニ多シテ西南ノ国ニハ無シ、移シ栽ユルモ枯レ易シ、葉ハ桑葉ニ似テ円ナラズシテ尖リ鋸歯アリ互生ス、春新葉出テ後葉間ニ穂ヲ出ス、長サ一寸余、四月ニ至テ細花ヲ開キ穂ヲナス、白色後実ヲ結ブ、冬ニ至テ熟ス、実ハ小薄片多ク重ク、濶サ四五分、長サ一寸許、下垂ス、片ゴトニ小子アリ、落テ生シ易シ、葉ハ霜後ニ落ツ、樹皮白シテ黒斑アリ、好事者全皮ヲ用テ承塵(テンジヤク)トス、皮ニ横理アリテ桜皮ニ同シ、他木皮ノ縦理ナルニ異ナリ、故ニ堅ニ切テ全皮ヲ横ニ剥トルベシ、皮ヲ剥去レバ其樹愈長ス、其皮外ノ粗皮ヲ去ル時ハ幾重ニモ薄クヘゲ、浅裮紅ニシテ白斑アリ、土人採テ色紙短策ニ作リ、或ハ竹籜ニ代ユ、又コノ皮能クモユルモノ故ニ雨中ノ炬火(タイマツ)ニ作リ、或ハ鸕鵜ヲ使テ魚ヲ捕ル時ノ火把トス、故ニ信州ニテウダイマツト云、皮ニ脂多クシテ水中ニ入リテモ火減セズ、又甲州徳本ノ梅花無尽蔵ニ樺皮ヲ多ク用、故ニ今世ニ用ユル者多シ、此ヲ焼バ臭気アリ、故ニクサヾクラト呼ブ、無尽蔵ニ樺ヲ蔵シテ華ニ作ル、通雅ニモ樺ヲ華ニ作リ、又檴ニ作ルコトヲ云ヘリ○木曽西野末川ノ境リザカヒト云、辺甚多シ山ノ木皆カンバナリ、○寺辺侯ニ大木アリ/シラカンバ
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション
伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界
日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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