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楡科

引用
『楡科』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-13151)
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ID
M2005033018224031790
コレクション内カテゴリ
  • 錦窠植物図説
書名
楡科
別タイトル / 旧書名
Vol. 105 楡科
巻次
105-094
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
松楊、一名椋子木、{和名無久、朱書}●蔵器曰、松楊生江南林落間、大樹葉如梨●志曰、椋子木葉似柹、両葉相当子細円如牛李、生青熟黒、其木堅重煮汁色赤、郭璞曰、椋材中車輞、八月九月采木、日乾用●時珍曰、其材如松、其身如楊、故名松楊、爾雅云椋昂來也、其陰可蔭涼故曰椋木●大和本草曰、椋子(ムク)樹、其葉山吹ニ似タリ、葉ニイラアリ、用テ木竹骨角ヲミカク木賊ノ如シ、実ノ大サ楝子ヨリ小也、十月ニ熟シテ色黒ク味甘シ、可食、木草喬木部有松楊異名椋子木、葉如梨ト云、又似柿トモ云、皆相似タリ●詩経名物弁解、駁、俗名ヲムクト訓ス、然レトモ駮ヲ松楊トハ云ハス、大和本草ニムクト云和名アルニヨリテ暫此ニ附スル●用藥須知、一本堂薬選共ニコレヲノセス/椋(むく)子木、其実秋熟す、味甘し、毒なし、小児好て食す、其葉用ひ器をとぐ、木賊のことし、【筑前後風土記】/一渋藤【陽春県志】、{是モ亦ムクノ類カ、朱書}、性亦堅可用其葉饒、有芒刺可以磨礪器物錫工用以治錫、大発光形俗呼為剉葉/加条、非/閩中記其葉可用磨犀角象牙、恵安志曰、吉藤釣郎道承降真、生深山中以枯老紫色為貴、或即一樹也、又名美龍藤、(有同上、抹消)、【太平広記】
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション

伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界

日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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