楡科
引用
『楡科』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-13073)
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ID
M2005033018204531712
コレクション内カテゴリ
- 錦窠植物図説
書名
楡科
別タイトル / 旧書名
Vol. 105 楡科
巻次
105-016
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
葉ニ沙アルモノヲ刺楡ト云、沙ナキヲ綿楡ト云、皆樃楡ナリ、ハリニレ、刺楡、沙楡【汝南圃史】、京下鴨辺ニ多シ、此事文化七申年京山本永吉ヘ問ヒシニ甚不分明、何方ニ有哉、下鴨辺ニハ一切無シ、京師ニ一家栽アリトイヘトモコレトテモ真ノ刺楡歟オボツカナシ、樃楡ハ下鴨辺ニ沢山ニアリト云○膠楡(ニレノキ)、一名カミスキノ木、此木ニモ葉ニモ膠(ニレ)アリテネバル、故名膠ハ阿膠ノ膠ニ非ズ、樹ノ脂液粘(ネバリ)アルヲ云、其ネバリヲ似テ紙ヲスクニ用ユ、又ガンヒノ木、一名カミスキノキト云、同名異物也、[千金方薬注]楡皮汁粘ル物ヲツグベシ、此モノ楡カ樃楡歟○消散、楡白皮霜トベラ霜、赤小豆、紅螺霜、梅漿、米飯研合調敷○フキ出モノカユキニニレ、杉葉、クスノ木等分、風呂ニ入○白禿、楡白皮末醋調敷/楡皮、{【中陵漫筆 三編】、朱書}、余備中松山に在て其西郊の宇漢と云処に行て見るに、其辺の楡の皮削取てあり、是を尋るに、先年村民皮を取て粉に制して食して窮歳を救ふと云、余始てしる、兗抄志曰、明崇禎庚底大饑人刹其皮食殆尽然食之身腫、比説を見る時は何国もおなし、其窮思察すべし、{ニ木三、朱書}
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション
伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界
日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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