大戟科
引用
『大戟科』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-12798)
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ID
M2005033018131331437
コレクション内カテゴリ
- 錦窠植物図説
書名
大戟科
別タイトル / 旧書名
Vol. 103 大戟科
巻次
103-056
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
楠、和名ユズリハ、【蘭山記聞】、ヲヤコクサ、俗名、ツカハ〈阿州〉、諸説アリ、松岡先生ハ時珍ノ説ニヨリテユズリハニ充テラル、能ク合ヘリ、今コレニ従フ、時珍云新陳相換ト是譲ノ義也、唐ニテモ譲木ト呼フ【正字通】、葉ノ長サ六七寸一尖也、コレ如牛耳、一頭尖ト云テ合ス、葉ノ茎赤シ、熊野辺ニテハ嫩葉ヲ采リ、正月菜ト称シテ食用ニス、熊野ニテハ木葉ノ食ス可キ者ヲ菜ト云、又江州竹生島ヨリ嫩葉ヲ乾シテ年々禁庭ヘ献ス、名産也、其器物ノ上ニ楪緑ト書ス、古格也、ユツリハノ世話字ナルヘシ、一種葉ノクキ青キ物アリ、イヌユツリハト呼、本条一名交譲木【事物異名】、道木【正字通】{江西人 亀協従、朱書}、和名ユヅリハ、葉形同シテ赤花ヲ開者アリ、是一種也/○方物略云、楠蜀地最宜者、生童々若幢蓋然、枝葉不相礙茂葉美蔭、人多植之樹、甚端偉葉、経歳不凋、至春陳新相換、有花、実似母丁香、賛曰在土所宜亭櫂而上、枝々相避、葉葉相譲、繁陰可庇美幹斯仰、蜀都賦曰楩楠、幽藹又曰交譲所植注交譲木名、両樹対生、一樹枯則一樹栄、如是歳更終不倶生不倶枯也、出岷山都県任昉述異記、黄金山有枏木、一年東栄西枯、一年西栄東枯、張華以為交譲、宋初曰即枏也、其木直上柯葉不相妨、陸恵暁亦謂、枏、是交譲顔師古曰枏与楠同{【蜀中方物記】、朱書}/{正、朱書}
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション
伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界
日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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