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黄楊科

引用
『黄楊科』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-12739)
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ID
M2005033018120231378
コレクション内カテゴリ
  • 錦窠植物図説
書名
黄楊科
別タイトル / 旧書名
Vol. 102 黄楊科
巻次
102-043
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
神蔵(ミクラ)島と言ハ、三宅、八丈乃門ニ有りて、卅四五丁に二十四五丁の大山はかりの島也、八面岩崖にて船入りもなけれは、三宅島へ渡らんとする時には、小船に綱を付、岩石之うへより海へつりおろし、人かまた綱をとり付て船へ乗りうつる、かへる時も綱にて船をつり揚て置事也、扨此地ニかきりて山谷残らず柘植(ツゲ)の木を生する事おひたゝし、毎年江戸へ出して価を得る事、金子五六百両、或は八百両ニおよふ、柘植の質日本ハいふにおよばず、中華、蛮国ニ及なき上品といへり、家数わつかに二十軒ならてハなき故に、是ほとの金も用ひかたなく、江戸にて米酒を初とし、一年中ニ用ゆべぎほどの物は心のまま買調へ、残る所の金子ハめうか金と称して公儀へおし上て帰る、甚こころ安きくらしといへ共、其境は人の住へき所とか聞へず、柘植を出すにはよき日和を見定め、三宅まてつミ送り、八丈丸の使をまちて、江戸まてハ乗り来る事也、此ツゲ、アサマルゲカ、柞(イヌツゲ)歟可検、{古松翁八丈筆記、アサマツケナラン、印板ヤニアルモノ、ソノ材黄色也、朱書}
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション

伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界

日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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メタデータのライセンス
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