斉墩果科
引用
『斉墩果科』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-11171)
記載例をコピー
ID
M2005033017413629810
コレクション内カテゴリ
- 錦窠植物図説
書名
斉墩果科
別タイトル / 旧書名
Vol. 083 斉墩果科
巻次
083-246
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
大チサノ木、入鹿山中ニ産ス、葉柿葉ニ似テ鋸歯アリ、又細長ナルモアリ、葉茎淡紫色ヲ帯、互生ス、冬月葉落{【熊野産物志】、朱書}、図アリ/{【熊野産物志】、朱書}、金連子ミツナガシハ、潮岬方言、樹二丈許、皮灰白色淡黄ヲ帯、松皮ノ如ク竪ニ裂メアリテ膚綿(ワタ)ノ如シ、新枝緑色糙渋アリ、葉互生ス、大ヂサノ葉ヨリ団ニシテ末尖リ鋸歯アリ、葉面細砂ノ如ク、糙渋アリテ厚ク木角ヲ錯スベシ、夏枝梢ニ穂ヲナシ、五弁白花ヲ開、本筒也、花枝実ヲ結フ、無槵(ツブ)子ノ小ナルカ如シ、初緑色秋ニ至リ紅黄色、其根皮淡黄、肉白色脆鬆ニシテ蘿匐ノ如シ、冬月葉落、此樹潮岬ニ限リ生シ、他地ニ無之ヲ以テミツナカシハト好事者附会スル者也、三綱柏ハ伊勢、其他ニモ産アレハ不此樹、質問本草曰、金連子枝幹若柿、高丈許而皮粗厚有裂紋、春生葉形似莢蓮、葉面緑色、少糙濇、背連茎有白茸毛、四月梢上摺穂簇攅小白花、其状筒弁五出、心有鬚々端各具黄葯苞、将綻微帯淡黄色、既開則純白、秋結実大如指頭、数顆連綴生、青熟赭黄、材似欅而堅美也、亦有一種雌葉薄而尖/図{イ、朱書}/圭按松柏(チサノキ)、圭按ラクボク、【熊野物産志】出
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
備考
「伊藤圭介」の朱印、「尾張伊藤圭介之記」の朱印
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション
伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界
日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
コンテンツ(画像等)のライセンス
メタデータのライセンス
コンテンツの利用について
こちらをご覧ください