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虎耳草科

引用
『虎耳草科』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-08644)
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ID
M2005033016522124908
コレクション内カテゴリ
  • 錦窠植物図説
書名
虎耳草科
別タイトル / 旧書名
Vol. 058 虎耳草科
巻次
058-112
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
問、紫陽花をあちさいと訓ずる如何、【徘徊多識編】、答、俳書皆是を用ゆ、されと紫陽花ハ白居易(ハクキョイ)始て名付たるものにして紫花の桂を云なり、西湖志云、招賢寺僧植桂香紫可愛、郡守白公号紫陽花、白氏文集紫陽花詩并序あり、曰招賢寺有山花一樹、無人知名、色紫気香芳麗可愛、頗類仙物因以紫陽花名之、何年植向仙壇上、早晩移栽到梵家雖在人間、人不識与君名、作紫陽花とあり、見るべし、白氏より始まりし名目なる事明(アキ)らか也、あちさいとハ大いに異なり、いつの頃よりあちさいと訓せしにや、よりも付ぬ桂の花と茶花と取違へたる麁相千万也、あちさいハ秘伝花鏡に紫〓球(シシウキウ)といふものなり、されば俳書にハつとめて仮名にて出ん事を思ふへし、予か亭号も此紫陽花より出て桂の異名を用ひたる也、是は業師晹谷先生より賜る名にて朱子乃紫陽を用ゆるにハあらず、明末より清朝にいたりて桂と称するハ今の木犀(モクセイ)の事也、本名ハ巌桂と云フ、古へハ桂樹の花を木犀花といゝしより謬(アヤ)まるものなるべし、猶説あれ共俳にかゝわらざれハ弁ずるに及ばず、天馬外卦(ゲクハ)と云もあちさいの事也、【漳州府志】
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション

伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界

日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
コンテンツ(画像等)のライセンス
メタデータのライセンス
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