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桜譜

引用
『桜譜』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-07380)
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ID
M2005033016272522404
コレクション内カテゴリ
  • 錦窠植物図説
書名
桜譜
別タイトル / 旧書名
Vol. 048 桜譜
巻次
048-100
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
ひ、甲斐国の金桜神社も又此神を祭れり、われハさくらハ開耶の転せるなりといへり、或ハ咲簇(サキムラカ)るの訓義とすきむへく也、花木の中にも開ミちてうるハしきハ桜に及ものなし、よて後世にいたりてハ花とのみいへは桜の専称ともなれるなり、貫之、桜よりまさる花なき花なれハあたし草木ハ物ならなくに、清少納言も絵にかきておとる物といひ、宋景濂は恐是趙昌所難尽と作れり、西土万国にも此種絶てなしといへり、拾遺集に日本にさける桜の花、これはよその国にもあらしとそおもふ○桜花ハ香なし、されとまゝ清香蓮に似たるあり○左近の桜ハ一重なるよし、徒然草に見へたり○盛衰記に昔桜町の中納言成範卿、此花のさかり短きを嘆きて桜のために泰山府君の祭を行はれしより、一種の品に名けしよし見へたり、尤も速し彼岸桜ハ時節をもてよひ、糸桜ハ形状をもてよへり、信州飯田の市田に囲二丈はかりの糸桜あり○桜実神社、宇陀郡桜村にあり、式の板本に実を宝に作るハあらし○さくら嶋、薩摩にあり、鹿児島に向へり、近年山上に火もえ出たり、大隅守桜嶋忠信、拾遺集に見ゆ、さくら山ハ備後の人の姓也、南朝の初、勤王の人に茲後あり、北条高時の将に桜田貞国あり/【和訓栞 十】
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション

伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界

日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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メタデータのライセンス
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