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桜譜

引用
『桜譜』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-07234)
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ID
M2005033016243622116
コレクション内カテゴリ
  • 錦窠植物図説
書名
桜譜
別タイトル / 旧書名
Vol. 047 桜譜
巻次
047-134
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
浅みとり野辺の露はつゝめともこほれて匂ふかばさくらかな、徹書記の説にかばさくらハ一重桜也、或ハ一重のうす紅と艶なる花なりともいへり○古今栄雅抄に絹の色おもて蘇芳に裏薄色なるをかは桜といふといへり、樹ノ皮の色によれるにや、又いはひの事に忌し事ハまさすけ抄に見へたり○常にかば色と称るハ西土にいふ醤色也○今檜物師なとの専ら用る桜皮ハ白かんはの木といふ是也、花単の白色也、夫木集に、みそのなる白かは桜ちりかゝり春のかきねに卯の花そ咲、桃花蘂葉弓の事に用白加波、其色薄紅梅也と見へたるも、桜皮の色あひをもていへる成へし、後鳥羽院の仰にも年齢のさた正義にあらす、何れも白樺たるへしと宣るハ、宿老の人ハ白檀紙を用ゐ、壮年の人ハ紅梅檀紙を用うるをもて也、本草にも為刀靶之類と見ゆ、今かばまきといへり、太神宮式小横刀に桜柄といへるも是にや○貝原氏の説にかはハ甲州に多し、皮ハ雨中のたひまつによろし、又川猟なとにも用うよて明し、かはともいへり、本草喬木類に入し樺よく合へり、国史補に以樺燭擁馬謂之犬城と見へたり、書画の紙をふるくする、是にてふすぶべし、本草にもしかいへりとて、はゝかの下合せ考ふへし、五雑爼小樺皮易燃而无炯也といへり{【和訓栞】、朱書}
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション

伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界

日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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メタデータのライセンス
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