桜譜
引用
『桜譜』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-07224)
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ID
M2005033016242422096
コレクション内カテゴリ
- 錦窠植物図説
書名
桜譜
別タイトル / 旧書名
Vol. 047 桜譜
巻次
047-124
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
一時軒惟中ノ【消閑雑記】○桜を賞すこと我朝の事也、今連歌等に花といふも桜の事なり、もろこしにてハ海棠と称す、唐楊妃伝明皇嘗召太真妃被酒新起、帝曰此乃海棠花睡未足也、植てうすくしき花なれはなり、此国にも桐つほの更衣をなつかしうらうたけなりしをおほしいつるに、はな鳥の色にも音(ネ)にもよそふへきかたちなきと紫式部は書たり、宋景濂が詩に賞桜日本盛於唐如被牡丹兼海棠恐是趙昌所難〓(ヱカキ)春風纔起雪吹香もとよりもろこしの詩に見えたまく、王荊公が詩にみへぬ、それも全芳備祖にハ桜桃の部にあり、其詩ハ山桜抱石映松枝比並余花開最遅、さて趙昌難〓といへる事ハ清少納言か枕草紙のうち絵に書ておとるもの、なてしこ、さくらと書たり、さもあるへき事也
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション
伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界
日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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