桜譜
引用
『桜譜』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-07170)
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ID
M2005033016232121990
コレクション内カテゴリ
- 錦窠植物図説
書名
桜譜
別タイトル / 旧書名
Vol. 047 桜譜
巻次
047-070
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
{【和訓栞】、朱書}○なでんのさくら、南殿桜也、源氏に南殿の桜のえんとあり、玉葉集にも見へたり、南殿ハ紫宸殿也、紫宸殿の巽の角にあり、大内草創の時の樹なるよし見へ、花は単也、一説にもと梅なりしを、承和年中に枯けれは桜に改めさせられしは、仁明帝の時より也ともいへり、天徳焼亡の時は重明親王の第より、芳野の桜を移させ給ふ○俗に左近の桜、右近の橘といふは、禁秘抄に康保二年仰左右近府被移と見へたる義なるへし、続千載集に南殿の桜を本府より殖侍ける時、大内の花のたねにて伝けれは、左近大将為教、古への雲井のさくらたねしあれは又春にあふ御代そしらるる○奥州にては伊豆さくらをかくいへり、いかて南殿の名を冒しけん/右近橘者如貴説候橘御座候、左近桜者桐カ谷一名南殿ト云桜ニ御座候、右桜ハ大輪ニテ単弁トハ重ト混リ咲之桜ニ御座候由、山本正夫、追而近来度々内裏炎上ニ而右桜樹も変換致候趣故、猶詳細相分リ候ハヽ可申上候
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション
伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界
日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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