メインコンテンツに移動

薔薇科 桃譜

引用
『薔薇科 桃譜』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-06957)
記載例をコピー
CSV
ID
M2005033016192021574
コレクション内カテゴリ
  • 錦窠植物図説
書名
薔薇科 桃譜
別タイトル / 旧書名
Vol. 045 薔薇科 桃譜
巻次
045-023
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
桃、毛毛/もゝ、三千歳の故事は西王母より起る、八重桃、毛桃、姫桃なとよめり、近世種類多し、和名抄陸奥の郡名に桃生をもむのふとよめり、されは又もむの転にや、実に細毛あり、揉て去へし、以黍雪桃の意にやともいへり、さねはなれを解核といへり○毛桃、漢名同し、万葉集にも見ゆ、にがもゝともいふ、緋桃も漢名なり○冬桃あり、花は単へ也、転玄の冬桃譜あり、酉陽雑俎に西王母桃と名く、我方にて西王母と呼ものハ寿星桃也○一花両実の者をめをともゝといふ、群芳譜に鴛鴦桃といへり、紅白相交るを源平桃といふ、旗の色によれり、群芳譜に日月桃といふ○したり桃あり、八重一重あり、藻塩草に夏桃あり○一歳桃あり、実を殖て尚年に花咲り、西王母に似たり○はゝき桃と称するハ地膚のことし○菊咲と称するハ花菊の如し○後撰に物いハヾといまし物を桃の花とよめるハ、桃李不言下自成蹊といへる故事によれり○三月三日に桃花を用うるハ本草に据也、須磨兵庫辺にハ家ことの軒に柳と桃を交へ挿り○桃の鬼を避る事ハ神代記に見へて本草にも桃符桃橛を表出せり○桃の井ハ上野の国也、足利の族、桃井直常あり、其戦て殺傷多きをもて八幡に桃井の塚あり【和訓栞 巻三十二】/総
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション

伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界

日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
コンテンツ(画像等)のライセンス
メタデータのライセンス
コンテンツの利用について

関連アイテム