梅譜 食用
引用
『梅譜 食用』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-06707)
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ID
M2005033016142021082
コレクション内カテゴリ
- 錦窠植物図説
書名
梅譜 食用
別タイトル / 旧書名
Vol. 042 梅譜 食用
巻次
042-074
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
から■、紅白のしほりに咲る八重なり、開ける前は莟の先に爪紅のことく紅を含めり、白梅開くおそき方にて香気良て高し、箙ハ清白色にて咲そこる頃、弁の表に残紅色を帯り、花信■■き方、香気もやや浅し、立波は白の一重の中輪にて蘂の中より波の白玉のことく弁を出す故に、立波と名つく、単のくちに小弁二三片いたる花なり、松岡氏か梅是に見る、一弁を吐出す事鶯の舌を出すかことき、梅を鶯舌梅と云はほのか、此立波梅なるへし、香気も殊に高し、実もまた多くつく木なり、八重児は八重の深紅にて緋桃梅よりも小輪にして花をつくる事彼木よりもはやし、明石は八重の淡紅色にて枝直き方にて花つき■中花咲事速し、色難波に似て弁■かたし、紅筆はひとへの中輪にて莟のくちは筆頭のことくとかりたる先へ紅をそむ、是も咲ことはやきはななり、香気も深し、一の名を西王梅と言ふ、通小町は単弁の粉白にて大輪なり、枝緑にして花つき方よく尤上品といふへし、鳥屋此の■■に■とりたる残白なり
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション
伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界
日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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