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梅譜 食用

引用
『梅譜 食用』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-06699)
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ID
M2005033016141021066
コレクション内カテゴリ
  • 錦窠植物図説
書名
梅譜 食用
別タイトル / 旧書名
Vol. 042 梅譜 食用
巻次
042-066
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
清香梅ハ単の小輪にて裏錦のことく弁の中へ紅をさす花なり、花をもつ事し■く上品の花と言ふへし、別に同名なるものあり、弁すへし、風流梅ハ紛白の単にて蕾も緑に枝もまた緑也、花ハはやき方なり、そのかたち甚風流なれはかく名つく、武蔵のハ紛紅の八重にして大輪なり、遅き方の花なり、此類の木甚多し、枝をきれは木に痛なまし、中なかかたし、爪紅ハ小輪の白にて弁の先すこしく紅を帯、香気高し、花をなる事他の木より■や■方なり、是も一品の上花と言ふへし、桜紅梅ハ八重の大輪なり、淡紅にして実に八重桜の如し、緋桜梅とも名つくをに桜梅と称する、花あるハ是に似たりといへとも色薄くして自ら別種なり、故に薄色桜ともいへり、此桜紅梅は莟海老の眼の如くにしてくらりめあり、八重の貴品なり、植樹にハ付かたし、梅をもつて台とすといへとも凡百本にして十本つけぬ也、千歳気ハ八重の精白にて弁ほそく、裏紅也、菊の花の如し、世に八重西王母と言もの是に似たり、朱梅は単の小輪にて紫のことく光あり、尤も深紅にて発かたに来て色うつろふ事なし、■■蔕ともに赤し、一名緋梅といヽ、又紫梅と称す、凡梅の
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション

伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界

日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
コンテンツ(画像等)のライセンス
メタデータのライセンス
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