梅譜 食用
引用
『梅譜 食用』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-06694)
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ID
M2005033016140421056
コレクション内カテゴリ
- 錦窠植物図説
書名
梅譜 食用
別タイトル / 旧書名
Vol. 042 梅譜 食用
巻次
042-061
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
凡花木は地及肥■両属の養ひによりて■色の浅深輪の大小等たかへるもの多し、儻ク園内に生るものも地にミゆるあり、盆にかつするあれハその花をひらくに至てこまかに論すれハ、同種といへともかならすしも一様ならす、此頃画家を随て一ニモ花を■て写さしむといへともそれもまた初中咲に随ひて変すれハ是を真花にくわふるには木にして余の花のこときもの有に至る、されハ真を写し得るハ尤かたしとす、■人もす■あらん事を願ふのミ、寒紅梅ハ単の小輪、色ハ淡紅なり、八重も品々あり、十月乃末より開きミするれハ初春満花なり、緑萼梅ハ八重の清白なり、蔕萼抔ミな緑なり、古きを■■和漢の賞を得し上花なり、香気も殊に高し、緑萼は称するものあれと是ハ市か植る白新なり、御幸ハ大輪の八重にて精白なり、薄色桜梅に似りと品の花類なり、文鳥は単の粉色にて少しくれなへを帯り、文鳥のからの美しき色あることくなれはかく言ふなりと、全く■るより在し名なるへし、森関ハ単の白にて花の底へ薄き紅をす、源氏梅の類花なれとその■■殊に上品なり、香気もすくれて高し、塩むハ萼淡紅にて至極の大輪なり、此の花の比すへき
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション
伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界
日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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