梅譜 食用
引用
『梅譜 食用』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-06690)
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ID
M2005033016135921048
コレクション内カテゴリ
- 錦窠植物図説
書名
梅譜 食用
別タイトル / 旧書名
Vol. 042 梅譜 食用
巻次
042-057
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
○杏梅、単葉ニシテ洩紅色、杏花ニ似タリ、凡ソ梅ハ味酸キモノナレドモ、此梅ハ酸味ナク杏ニ似タリ、故ニ名ク、又杏ノ味酸キモノヲ梅杏ト云○墨梅、郭槖駝カ、種樹書云苦楝樹上ニ接梅花則成墨梅、苦楝接梅云々ト云、墨梅ノコトナリ、花ニ黒ミアリ、汝南圃史ニ或云接苦楝樹上則成黒梅、然詢之老圃独宜江梅余倶不然ト云、薬性纂要ニハ桑樹ニ梅ヲ接テモ黒梅ト成ルト云、曰桑樹上接梅、梅子則不酸、梅花則成呆梅■○烏梅、フスベムメ、重シテ乾スナリ、市ニ煤ヲ塗タルモノアリ、宜カラズ、一名巣烟九助、【薬譜】、【国薬須知】、烏梅、ホシムメ、ムメムキ、青色ノ者ヲ核ヲ去乾シテ佳ナリ、主治下利ノ者或ハ蟲積心下痛者宜シ、腹痛血積ノ者眼目赤腫疼痛風眼小児疳眼涙流ノ者、江戸青山藤蔵、尾藩ノ人、常詰、御薬園製ハ生ニテ皮ヲ去ヘギテ篭ヘ入大火ヲ焚、竈ノ上ヘカケオケバ自然ニ乾テ潤沢アリ、薬店製ハ梅ヲクヾラセテ松ヲフスベタ■ハヲマブケ潤ヒヌケルマデホシ、打破リ核ヲ去ル、コノ肉烏梅ナリ○鼠咬梅仁塗○楊梅瘡クズレタル所痛ムニハ烏梅ヲ炒焦シ、脂ニテ付○下血烏梅霜○ニ丸シ、卅粒ツヽ日ニ三度用ユ○黒子烏梅津唾調教○産後調理白梅花、未開モトリ陰干、香附子当帰芍薬末一小匙湯下○狐付ヲ治、老木ノ烏梅枝ニテ刀ヲ作リ、枕ニ立○諸瘡開孔烏梅木刺霜○小児吐乳白梅花、ヒメグルミ、去皮芽分婦丸乳ニテ用ユ○乳風吹、乳生核梅木皮、去麁皮、陰干、芍薬○金瘡吐逆、白梅花二両、茄茎二両、藿香一両煎服
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション
伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界
日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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