梅譜 食用
引用
『梅譜 食用』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-06641)
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ID
M2005033016130120951
コレクション内カテゴリ
- 錦窠植物図説
書名
梅譜 食用
別タイトル / 旧書名
Vol. 042 梅譜 食用
巻次
042-008
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
梅、ウメ義不詳、熟実トイフニ似タリ、ウトハウムナリ、メトハ実トイウ語ノ転セシナリ、凡果蓏ノ類熟シテルニアラサレハ噉フヘカラス、サレハ漢ニシテモタヽ此二ツシ、熟梅熟瓜ナトイヒテ熟ヲモテ称シ、我国ノ俗ニモウメトイヒウリトイヒテウトイフ語ヲモテ呼シモノモ又此二ツナリ、万葉集ニ烏梅字ヲ読テウメトイヒシハ漢音ヲ借リテシルセシナリ、烏梅ハモトコレ青梅ヲ株リテ製リ成セシ薬名ナリ、ソレヲ漢音ヲ操リテ呼フニタマタマ其音ノウメトイフコトクナレト、其字ヲ借用ヒタルナリ、烏梅ノ字ニヨリテウメトイフ名ノアリシニハアラス、ムカシ琉球国ノ人ニアヒテ其国ノ物産ノ事ナト尋ね問(トフ)フ事アリシニ、彼国ニハタヽ八重山トイフ所ニノミ梅樹アリテ年コトニ花サキヌレト、実ナリシ事モアラシトイフナリ、地寺ノシカラシムルナラムカシ、【東雅 七】/梅、豊後佐伯、同四極山、同由原青梅漬、神職ノ者製之、相州小田原粕漬小梅、甲州郡内小梅、信州小梅、城州丸山煮梅、同醍醐、肥前佐賀干梅、同小城、【日本名産記 坤】/梅、味酸、其実小者為石梅、大者為水梅、一種生青而熟紅、肉在各口、無皮殻者曰楊梅、【広進府志】、【物産志彙 六】/梅、豊後佐伯、同四極山、同由原青梅(アヲムメ)漬、神職ノ者製ス、相州小田原粕漬小梅、{【字引節用集】、朱書}
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション
伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界
日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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