無患樹科
引用
『無患樹科』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-05018)
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ID
M2005033015415117757
コレクション内カテゴリ
- 錦窠植物図説
書名
無患樹科
別タイトル / 旧書名
Vol. 029 無患樹科
巻次
029-093
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
茘枝、リチアン、唐音、リツイ〈南京〉、リチイ、福州同上皆茘枝の唐音より転せしなるべし、紺殻【名物方言】、大茘【広東新語】、飣坐真人【群芳譜】、皴皮【康煕字典】、将軍樹【群芳譜】木の名/和産なし、古渡りは二三十年絶て来らす、文政元年に新渡多くあり、殻大八九分、形浜榔子の如く皺紋ありて犀皮に似て黄褐色、これを破れは肉核について棗肉の如く味甘し、核は指頭の大さ脂多し、龍眼の核に似て長し、茘枝龍眼みな日を経れは色味ひ変するもの也、生なるときは甜水殻中に満てあるよし也、樹は南方暖国嶺南の産にして寒地にはなし、茘枝のことは蔡裏る茘枝譜及ひ閩書に南山志に詳なり、茘枝の写生するもの琉球より来る、これを視るに葉は水患子に似て深緑色、其花穂をなして開くときは白色、実は房をなして葡萄のことし、天保年中に小木来る、高サ一尺余枝葉互生し、木槵子の形に似て葉は一茎に六葉対生し木槵子の葉より稍厚し
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション
伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界
日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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