無患樹科
引用
『無患樹科』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-04960)
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ID
M2005033015404717643
コレクション内カテゴリ
- 錦窠植物図説
書名
無患樹科
別タイトル / 旧書名
Vol. 029 無患樹科
巻次
029-035
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
龍眼、繍水団【群芳譜】、海珠藂【同上】、益志【本草彙言】、細茘【広東新語】{本草図譜、朱書}潅/養樹【同上】、歇枝【同上】、龍目【本草和名引疏之】、比目【同上】/嶺南八閩等の暖地の産なり、舶来の物は正円なり、大さ六七分茘枝より稍小也、殻黄色にして薄く、中の肉棗肉の如く、味ひ甘美なること茘枝の如し、生なるものは甜水殻に満ち日を経れは味ひ変して肉と殻と離る、これを振れは音あり、核は茘枝に似て円く無患子の如し、生木琉球にありて、其写真を見るに葉は無患子に似テ深色、茘枝の葉に似たり、四葉六葉一茎に対生す、止うの葉なく五弁の小白花穂をなして開き、実は葡萄の如く房をなす、又全葉唐山より渡るもの琉球の図と同し、又本邦にては薩州の南辺山川に栽るもの大木にして、近年多く実を結ふ、形状舶来の物と異ことなし、唯頗る小なり、田村氏云、これは人眼鬼眼の類なるべしと云、龍眼種類多きこと閩書南山志に詳なり、大なるを泉州府志に虎眼とし、中なるを龍眼とし、其次を人眼とし、又其次を鬼眼とする也/龍眼肉、元禄[虫損]、義公始種于常陸見于桃源遺事今無所見【常陸物産志 十二】/槵子、樹高大葉身倶似栗結実如楝子大剥核可為念頭江寧僧豸来収之甚為貴重【太平府志 巻十三】/四三・無患ー(樹)科、龍眼イロイロアリ、栗田琉球■
人名
岩崎灌園
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
備考
(灌)
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション
伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界
日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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