鼠李科 鼠梨集説
引用
『鼠李科 鼠梨集説』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-04755)
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ID
M2005033015370317241
コレクション内カテゴリ
- 錦窠植物図説
書名
鼠李科 鼠梨集説
別タイトル / 旧書名
Vol. 027 鼠李科 鼠梨集説
巻次
027-082
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
白棘、一名棘刺、棘鍼、赤龍爪、花名刺原、〓蓂、馬〓/●別録曰、白棘生擁州川谷棘刺花生道旁冬至後、一百二十日采之四月采実、●当之曰、白棘是酸棗樹鍼余人用天門冬苗代之非真也、●恭曰、棘有赤白二種白棘菫白如粉子葉与赤棘同棘中時後有之、亦為難得、其刺当用白者為、佳然刺有鉤直二種、直者宜入補盆鉤者宜療瘡腫花、即其花受無別物天門冬一名顛棘南人以代棘鍼非矣、●保昇曰、棘有赤白二種切韻云、棘小棗也、田野間、皆有之、叢高三二尺花葉茎実倶似棗也、●宗奭曰、本文白棘一名棘鍼棘刺如此分、明譜家強生疑惑今不取之白棘乃是肥盛紫色枝自有皺薄白膜先剥起者故、白棘取白之義不過如此、△釈名時珍曰、独生而、高者為棗別生而、低者為棘故、重束為棗平束為、棘二物観名、即可弁矣束、即刺字、●大和本草、一本堂薬選共ニ、酸棗白棘二品ヲノセツ、●用薬須知曰、山棗仁和漢共ニアリ、形扁ニシテ味甘ク苦シ、●詩経名物弁解、吹彼棘心、【邯風凱風章】、園有棘【魏風園有桃章】、集于苞棘【唐風鴇羽章】、葛生蒙棘【唐風葛生章】、止于棘【秦風黄鳥章】、其子在棘【曹風隝鳩章】、墓門有棘【陣風墓門章】、言抽其棘【小雅楚茨章】、止于棘【小雅青蝿章】、朱註棘小木叢生多刺難長、△字書ニ大者棗小者棘ト、即爾雅ニ樲酸棗ト云是ナリ、樹葉花実全ク棗ニ同シ、実味酸シテ、不堪食仁ヲ取リ薬ニ用ユルノミ、凡棘ト称スルハ有刺悪木ヲ総ブルノ名ナリ、荊棘ナドトツヅケタル以テ見ベシ、必シモ酸棗ニカギラス多識編ニハ墓門楚茨青蝿三章ノ棘ハ樲棘ニアラス、別一物不知為何木ト云ヘリ、然レトモ数篇三十一種ノ棘也、分別スヘカラス、既ニ朱註ニモ弁別ゼス{ナツメ、朱書}
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション
伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界
日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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