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橙橘科 橘譜

引用
『橙橘科 橘譜』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-04002)
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ID
M2005033015232315756
コレクション内カテゴリ
  • 錦窠植物図説
書名
橙橘科 橘譜
別タイトル / 旧書名
Vol. 020 橙橘科 橘譜
巻次
020-116
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
一種からたち、一種のからたちは一名を慈也、計知といひ【万葉仙覚抄】或は枳売或は下須ともいへり、これをからたちといへるは其樹実稍枳実と似たるを以てなり、その慈也、計知は毎枝刺多き事雲実の如くなるによれり、又枳売は和漢共に此実を以て枳売に疑く、下須は九州地方にて柚子代々の類の酢き物を木酢といふ、其中にては至て下品なるもの故に、下酢といへる意のよしいへり、扨此樹は粗橘樹に似て、枝條縦横に交り高きものといへ共丈許に過す、其葉冬月皆落て枝のみ残り春に至れは新葉を生す、すへて一茎三葉にして其一葉の形は、頗る初生の橘葉に似て至て少さく、随て五弁の小白花を開き、実を結ふ、其実枳売と類して、皮薄く皺たちて柔毛あり、たとひ黄熟の時といへとも、気味臭して、酸悪口に入へからす、此即西土にいはゆる臭橘也【図経本草】またこれを枸橘ともいへり【橘録】一種樹葉全く尋常の物と一様にして、其花紅紫色を帯ふものあり、其奇といふへし、此樹今不忍池(天女宮、抹消)石橋の傍に二小株あり
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション

伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界

日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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