橙橘科 橘譜
引用
『橙橘科 橘譜』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-03988)
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ID
M2005033015230715729
コレクション内カテゴリ
- 錦窠植物図説
書名
橙橘科 橘譜
別タイトル / 旧書名
Vol. 020 橙橘科 橘譜
巻次
020-102
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
柚柑、柚柑は旧説に〓椵の字をよめり【倭名類聚鈔】今ある所の物は、其葉蜜柑に似て欠刻両断あり、上葉闊大にして、下葉極て細小、その実大はまた蜜柑に似て、正円その膚理細密なるは、全く柑子と一やうにして、味の酸き事は、頗る柚のことくおもふに古人柑子とならへ称して菓となし啖好物は即此ものをさしていふなるへし、然るを今の座牟須(サンズ)なりといふ説あり【和漢三才図会】これは〓大柚也といふ説によりてしかいへるなり、されは座牟須(サンズ)の類は、近年本邦におほく、よく大和本草に見えたるはあやまりにして、古も此菓ありしにや、いまたその実をしらすといへとも、蓋し〓椵を以て柚柑と訓せしは誤りなるへし、和名類聚鈔云爾雅注〓椵、廃加二音漢語抄云柚柑、柚属也、按小、本草和名椵を〓子に作り橙を其條を同ふし崔兎錫を引て爾雅を引かす、庭訓往来云樹木事梅桃枇杷云々、柚柑々子橘雲州橘金柑柚以下心之所及令尋植侯〓、東雅云和名鈔に〓椵二字を引合てユカンといふにはあらす、爾雅に処るに〓一名椵と見えた
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション
伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界
日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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