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橙橘科 文且譜三

引用
『橙橘科 文且譜三』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-03867)
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ID
M2005033015205015491
コレクション内カテゴリ
  • 錦窠植物図説
書名
橙橘科 文且譜三
別タイトル / 旧書名
Vol. 019 橙橘科 文且譜三
巻次
019-078
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
枸櫞、一名、仏手柑、香櫞、●蔵器曰枸櫞生嶺南柑橘之属也、其葉大其実大如盞味辛酸、●頌曰今閩広江西皆有之、彼人呼為香櫞子形長如小瓜状其皮若橙而光沢可愛肉甚厚白如蘿蔔而鬆虚雖味短而香芬大勝置衣笥中則数曰香不歇寄至北方人甚貴重古作五和糝用之、●時珍曰枸櫞産閩広間木似朱欒而葉尖長枝間有枝植之近水乃生其実形如人手有指俗呼為仏手柑有長一尺四五寸者皮如橙柚而厚雛而光沢其色如瓜生緑熟黄其核細其味不甚佳清香襲人南人彫鏤花鳥作蜜煎果食置之几棲可供玩賞若安芋片子蔕而以湿紙囲護経久不〓或以蒜菴蔕上則香更光溢異物志云浸汁浣葛紵勝似酸漿也、●大和本草曰仏手柑枸櫞ト云又香櫞ト云如人脂ヲ仏手柑ト云ヨシ郡志ニ載タリ、昔本邦無之近世来ル味ハ不堪為果只蜜煎鼓淹(ミツツケ)トス、香味ヨシ其木寒ヲ畏ル南方暖地ニ多シ、北土ニウヘテモ不茂、本草ニ置衣笥中則数日香不歇ト云リ、今試ルニ然リ、●用薬須知ニコレヲノセス、●一本堂薬選ニ仏手柑俗呼蒲収干(ブシウカン)/マルブシュカン
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション

伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界

日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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