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橙橘科 文且譜一

引用
『橙橘科 文且譜一』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-03649)
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ID
M2005033015163615060
コレクション内カテゴリ
  • 錦窠植物図説
書名
橙橘科 文且譜一
別タイトル / 旧書名
Vol. 017 橙橘科 文且譜一
巻次
017-106
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
山果■/朱柑、ベニミカン/柑、和名ミカン、種類多シ上品ヲ紀伊国ミカント云、紀州有田ト云所ニ出ツ、常ノ柑ヨリ皮厚ク皺アラシ、味甘クシテ実甚小也、大ナルハ柚程アルモ有、集解の乳柑真柑也、又一種蒂ノ所ニ取手ノアルアリ、集解ノ饅頭柑也、紀州ニ有リ、又前条橘ノ集解中穿心橘ト云有、此モ紀州ヨリ出ス、皮ヲサレハ中ニ孔通テアリ、又一種ベニミカント云テ形小ニシテ外皮ノ赤キ(ク)ナルアリ、集解ノ朱柑是也、一通リ沢山アルモノハ集解ノ沙柑也、本条一名洞庭長者【事物異名】、平蒂【同】、穣候【同】、金嚢【尺牘双魚】、瑞金奴【群芳譜】{江南人 亀協従、朱書}/柑【本草】、紀伊国名産なり、又有田の産も大なり、柑橘の類暖国にて赤土によし、二三月の頃柚へ接てよし、又枸棘の砧へ接もよし、冬中人糞又獣肉等を根廻りへ入てよし、柑橘類七月肥を澆をえ米泔水を澆は実落ず、柑橘類を貯るに緑豆(やへを)の内へ納置ば春まてたもつへしと花鏡に見へたり{【草木育種】、朱書}/○【豆州志】枳予嘗朝鮮種ヲ得テ植ユ、実ヲ試ムルニ華木ノ物ト性味同シ、因テ子種シテ近所ニ広ム、其実立秋頃摘取ス、所謂枳実也、冬収ムルヲ枳殻トス
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション

伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界

日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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