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橙橘科 橘譜一

引用
『橙橘科 橘譜一』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-03533)
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ID
M2005033015142414827
コレクション内カテゴリ
  • 錦窠植物図説
書名
橙橘科 橘譜一
別タイトル / 旧書名
Vol. 016 橙橘科 橘譜一
巻次
016-088
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
賞していへる也、後世盧橘を花橘とす、後中書王盧橘の題に枝繋金鈴春雨後と作れり、盧橘は金橘也、今金柑の名をよへり、上林賦に盧橘と枇杷とを共にあけ、李伯か詩にも盧橘為秦樹枇杷出漢宮と作れは枇杷とする説は非也、潜確類書にいふ盧橘は夏蜜柑にて夏に至りて熟する者也といへり、顕仲の歌に、我宿の花橘の色見れは金の鈴を鳴らすなりけり、○昔をしのふとよめるは田道間守か帰朝せし時に命せられし、天皇己に崩し給て自らもまた哀みにたへすして死せるよりの事なり、古今集のむかしの人の袖のかぞするといへるよりの事なりといへり、○袖の香とよめるは南唐近事に鐘伝鎮江西以暦日包一橘致袖中有客覆射曰太歳嘗頭立諸神莫敢当、其中有一物常帯洞庭香と見へたり、○堀川百首に、斬近き花橘のうつり香につつまぬ袖も人そあやまる、是は陸績か故事にてよめり、○ちかきまもりとよめるは右近の橘の義、禁中橘樹彫枯経日忽生花葉楚々可愛と日本後紀に見え、康保二年仰左右近府被移と禁秘抄に見へたり、○春盤に用るは万葉集に/六
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション

伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界

日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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