橙橘科 橘譜一
引用
『橙橘科 橘譜一』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-03457)
記載例をコピー
ID
M2005033015125514672
コレクション内カテゴリ
- 錦窠植物図説
書名
橙橘科 橘譜一
別タイトル / 旧書名
Vol. 016 橙橘科 橘譜一
巻次
016-012
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
朱柑、紅ミカンノコト也、庭ニ能植、九州辺ノハ余程大ニシテ常ノミカンノ如ニシテ皮赤ク見コト也、春迄モ木ニ付色美ナレトモ味スク余リ賞翫セス、集解ニモ色絶嫣紅甘其味酸人不重之ト云々、(本条、朱引抹消)一名猪肝【汝南圃史】、支柑【同上】/{啓、朱書}/金橘、一名金柑、本草綱目所引橘譜、支牟加牟、好事者種之盆中而愛之、此木橘類中最短小而高不過二三尺、冬月畏風寒故移之屋中養之、夏月開花、結実形甚円小、古俗呼姫橘(ヒメタチハナ)此名今廃、漢名金豆【本草綱目集解】、一種有実円長而、形似棗実者、俗呼長金柑、漢名金棗【花暦百詠】、今世人脱皮取肉為食用、苦味淡甘而不美唯以難得為珍耳【常陸物産志 十二】/枸橘、一名臭橘、加良太知、太知布〈常陸〉、水戸地方多種之、其他不問、城市村落亦有之、小木而大者高不過六七尺、春月生新葉枝葉茂密多生、鋭針長一寸許、葉似随軍茶而厚稍狭小、其葉色深緑以三葉為一葉枝葉皆互生、三四月嫩葉已斉而、開五弁小白花逐日花謝結実、其実円大而倍過、金橘秋月成熟、皮色深黄而堅其気奥悪俗、医剥皮誤為枳殻按枸橘、冬月葉凋落針存枝上、是以宜為籬垣禦盗矣【常陸物産志 十二】
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション
伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界
日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
コンテンツ(画像等)のライセンス
メタデータのライセンス
コンテンツの利用について
こちらをご覧ください