秦椒譜
引用
『秦椒譜』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-03286)
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ID
M2005033015095114331
コレクション内カテゴリ
- 錦窠植物図説
書名
秦椒譜
別タイトル / 旧書名
Vol. 013 秦椒譜
巻次
013-092
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
食茱萸、釈名、〓【青殺】、艾子【図経】、越椒【愽雅】、〓子【拾遺】、辣子/弘景曰、礼記名〓而俗中呼為〓子当是不識〓字也、恭曰、爾雅云、椒〓醜莍陸機毛詩疏云、椒〓属也、並有椒名陶説誤矣時珍曰、此即〓子也、蜀人呼為艾子楚人呼為辣子古人謂之〓及〓子因其辛辣蜇楚人呼為辣子、古人謂之〓及〓子、因其辛辣蜇口惨腹使人有殺毅黨然之状故、有諸名蘇恭謂茱萸之開口者謂食茱萸、孟説謂茱萸之閉口者為〓子、馬志謂粒大色黄黒者為食茱萸粒緊小色青緑者為呉茱萸、陣蔵器謂呉食二茱萸是一物入薬、以呉地者為良不当重出此条只可言漢与呉不可言食与不食時珍窃謂数説皆因茱萸二字相混致、誤耳不知呉茱食茱乃一類二種茱萸取呉地者入薬故、名呉茱萸、〓子則形味似茱萸惟可食用故名食茱萸也、陳蔵器不知食茱萸、則〓子重出、〓子一条正自誤矣、案曹憲博雅云、〓子、越椒茱萸也、鄭樵、通志云、〓子一名食茱萸以別呉茱萸礼記、三牲用毅是食茱萸也、二説足正諸人之謬/山谷或深林中ニアリ、木ノ高サ二三丈、枝条繁茂ス、木ニ尖刺多クシテ、総木ニ似タリ、春新葉ヲ生ス、山胡桃(オニクルミノ)葉ニ似テ、狭長鋸歯アリテ刺多シ、凡ソ一葉ニ三十余ノ小葉排生ス、夏枝上ニ花ヲ開、数百簇リテ崖椒ノ花ノ如シ、実モ亦、相似タリ、内ニ円子アリテ椒目ノ如シ、本邦ニテハ食用セズ、鳥鴉集リ食フ故ニ、カラスノサンシヤウト呼ブ、雌ナリ/○濃州神渕天王社辺ニアリ
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション
伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界
日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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