錦窠海鹿譜
引用
『錦窠海鹿譜』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-01335)
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ID
M2005033014330910255
コレクション内カテゴリ
- 錦窠動物図説
書名
錦窠海鹿譜
別タイトル / 旧書名
Vol. 001 錦窠海鹿譜
巻次
001-029
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
痰ヲ化シ、煩■ヲ除キ、癭瘤積塊ヲ消ストス、和産ハフトキ絹糸ノ如シ、故ニキヌイトノリト呼フ、紀州雑賀崎浦ニアリ、土人カラスゴト呼フ、即ウミカラスノ子ト云義ナリ、其色青黄赤白等アリ、生食シ、或ハ煮テ食スルニ時々腹痛スルコトアリ、此ヲ乾セバ舶来ノ海粉ト一般ナリト云、広東新語云、海珠、状如蛞蝓、大如臂、所茹海菜、於海浜浅水吐糸是海粉、鮮時或紅、或緑、随海菜之色而成曝晾不得法、則黄有五色者可治痰、或曰、此物名海珠母、如墨魚、大三四寸、海人冬養於家、春種之瀕海田中、遍挿竹枝、其母上竹枝吐出、是為海粉、乗湿舒辰之始不成結、以点羹湯宜、正字通云、海粉母如墨魚形、大三、四寸、冬畜家中春種海浜田内、色緑似荷包、飲従此入溲従此出今海粉即所溲也、故吐海粉者謂之母、或曰、挿竹枝田中母緑枝吐出成粉、コノ海母血ヲ海鹿ノ血トスル説ハ松岡氏ノ本草一家云ニ出ツ、又海粉ヲ海鹿ノ吐ク所トスル考詳シ、桃洞遺筆ニ見ヘタリ
科目
無楯目アメフラシ科
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション
伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界
日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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