角屋文書（５）松平氏文書

①：近世前期、２月２８日付、角屋七郎次郎宛、松平意楽忠治（幕臣）書状。折紙（29.4/42.0）。年頭の祝儀として鰡塩引２本・塩鯨を贈られた礼。②：近世前期、３月２７日付、角屋七郎次郎宛、松平意楽忠治書状。折紙（30.3/42.2）。年頭の祝儀として鰡塩引・塩鯨１簀を贈られた礼。③：近世前期、４月５日付、角屋七郎次郎宛、松平意楽忠治書状。折紙（31.2/43.5）。年頭の祝儀として塩引鰡２本・鯨簀を贈られた礼。当夏に角屋が御目見えに下向の旨を記す。④：近世前期、２月２日付、角屋七郎次郎宛、松平助四郎忠豊書状。折紙（30.8/42.6）。年頭の祝儀として塩鯨・塩鰡を贈られた礼。「近年は病気に御入候而出府も不被成候由」とあり。⑤：近世前期、２月２８日付、角屋七郎次郎宛、松平助四郎忠豊書状。折紙（31.0/43.7）。太神宮代参に家来を遣わすので立ち寄り塩引鮭２尺を贈ること、旧冬江戸大火に無事であったこと。⑥：近世前期、５月１５日付、角屋七郎次郎宛、松平助四郎忠豊書状。巻紙（17.4/70.5）。去頃御出府の際に御子息共々御目にかかったが類焼の節で早々残念であったこと、首尾よく御朱印御改も済み御満悦たるべきこと。