三才因縁弁疑後編
引用
,『三才因縁弁疑後編』(名古屋大学附属図書館所蔵)「名大システム 古典籍内容記述的データベース」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n004-20230901-00887)
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ID
j1943
コレクション内カテゴリ
- 神宮皇学館文庫
書名
三才因縁弁疑後編
書名ヨミ
サンサイインネンベンギコウヘン
別タイトル / 旧書名
三才因縁弁疑後編
書名備考
原題簽欠。書名は内題による。序題・中下巻の目録題・尾題同。柱題「弁疑後編」。
編著者
村上俊清
(
ムラカミトシキヨ
)
数量
1冊
寸法・大きさ
25.0/17.7
丁数
64
原装・改装
改装
版写
版
刷り書写の態様
早印。
合冊
合
書型
大
成立
享保13年孟夏日、〈摂陽野人〉村上俊清自序。巻末余白の隅入り枠内に刊記「享保廿一丙辰年三月吉旦 〈大坂南久宝寺町貳丁目〉大和屋長右衛門開板」。
成立西暦
1736
存欠
全3巻
内容注記
種々の怪異や不思議の因縁を説いた書。漢字かな交じり。内容見出し、上巻:天狗、人魂、迷ひの火并姥が火、魚の水にすむ因縁、鳥の虚を飛因縁、磁石に鉄を吸ふ因縁、如意宝珠の沙汰、後生を願ふ人は一生念仏題目を臨終まで唱へ詰る因縁、中巻:花の咲因縁、秋花の返り咲をする因縁、もみぢの因縁、雲の峯、天の鳴る因縁、大地の鳴る因縁、山の鳴る因縁、沖の鳴る因縁、かねと太鼓は扣て音出笛とほら貝は吹て音の出る因縁、忍辱の鎧をきれば天下に敵なき因縁、下巻:人灸をすへて病を防ぐ因縁、火は燃て上へ升り水は流れて下へ降る因縁、灯の闇を照す因縁、火は石より出るか鉄より出るかといふ論、神仏の罰利生、精進の因縁、正月は門松を立盆には灯籠をともす因縁、人一生立居行歩自由を働く因縁、山のいもうなぎとなりあらめの蛭になる事。○上巻「河内国に姥が火といふは四五十年も出しといへり貧成老女平岡明神の灯明の油を盗んて毎夜うみつむぎのわざを成したり其科に依て如此といひ伝へたり是は成程虫也其子細は夏の間斗出て冬は穴ごもつていでず蛍などゝ同前也」。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
請求記号
184-Mu
備考
改装青緑色表紙、卍繋・牡丹唐草文(空押)。各冊丁付、上巻:ナシ(序)、目録、一~廿二(元の後表紙見返)、中巻:目録、初~二十(元の後表紙見返)、下巻:目録、初~十八。四周単辺11行。
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
無
コレクション
名大システム 古典籍内容記述的データベース
名古屋大学が所蔵する和漢古典籍について、書誌だけでなく内容までも詳細に記述したデータベースです。