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実験須弥界説

引用
,『実験須弥界説』(名古屋大学附属図書館所蔵)「名大システム 古典籍内容記述的データベース」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n004-20230901-00876)
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ID
j1932
コレクション内カテゴリ
  • 神宮皇学館文庫
書名
実験須弥界説
書名ヨミ
ジッケンシュミカイセツ
別タイトル / 旧書名
実験須弥界説
書名備考
原題簽左肩双辺「実験須弥界説 天(地・人)」。序題・内題・柱題同。
編著者
数量
3冊
寸法・大きさ
24.4/17.4
丁数
139
原装・改装
原装
版写
刷り書写の態様
早印。
書型
成立
上巻前見返に刊記「渋谷本山蔵版」。渋谷本山は京の仏光寺。文政4年仲秋、南勢 旧華居士(刻印「森島由文」「子〓{6119}氏」)序(金森麗明(刻印「麗」「明」)書)。「模刻須弥界説 上中下三巻/模刻之興由」の末に「右大行寺へ授与之実験須弥界説全部三巻門人法中之所持乏故今度授与之版本其侭模刻之 御蔵版御弘通希上候也是唯順師命大願之寸情而已/弘化三丙午年初秋/仏光御門室侍講/〈大行明顕之寺主〉権少僧都釈信暁曇蔵謹書」。巻首「平安東森菩薩戒比丘円通撰」。巻末「附録/梵暦開祖之碑」の末に「弘化三年丙午晩秋/従二位清原宣明卿篆額/仏光大教主侍講大行明顕両寺之主/権少僧都信暁曇蔵撰/美濃 敬斎大野重民書/正六位下出羽介藤原徳義建」。後表紙見返に刊記「渋谷山御蔵版/調進所 〈京都室町高辻上ル町〉中島利左衛門」。
成立西暦
1846
存欠
全3巻
内容注記
仏教天文学に基づく梵暦の解説書。漢字カナ交じり。図入り。文政4年序刊の初版本を弘化3年に模刻刊行したもの。本文の前に模刻本の刊行経緯を記した「模刻須弥界説 上中下三巻/模刻之興由」4丁、及び文政7年(文中に「私義も七十一歳ニ及」とあり)5月7日付、大行寺宛、著者書簡の模刻4丁あり。「模刻之興由」中に円通が江戸在住中の文政5年正月20日付、京の大行寺曇蔵宛、無外子(円通)書簡を引き、その冒頭に「今般須弥界説と申書著述致し候故進上申候」とあり。巻末に円通没後に梵暦弘通の事績を顕彰して建立した碑の碑文「附録/梵暦開祖之碑」3丁あり。それによれば、普門大律師は諱円通。字珂月。号無外子。因幡の士人山田某の子。7歳で出家、豪潮阿闍梨に受戒。初め洛東積善院に住す。晩年、東叡大王の命により江戸に下り、三縁山内の恵照院に住す。天保5年9月4日没81歳。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
請求記号
181-E
備考
薄墨色表紙(雲母引あり)、卍繋地・飛雲・巻龍(型押)。左右双辺有界10行20字。○巻頭「模刻之興由」に引く文政5年正月廿日付の著者無外子書簡に「此書之序を致し候仁ハ勢州ニ而森嶋専吾と申大儒ニ而御座候始ハ殊之外破仏者ニ候処五十餘才ニ而仏法ニ帰シ華厳探玄記ノ註釈二十五巻著シ候日本始りテ已来之居士ニての仏者ニ而可有之候此序ハ外学人之為ニ宜と存候」。○その後に模刻する無外子書簡の全文「昨芳翰忝拝承仕候御清和御勤行恭喜之至奉存候誠ニ以当地御化導大慶之至奉存候日数少ク候者遺憾之至ニ御座候間於従来之大願者御案内之事故申略候日月行品之通りニ任セ暦術ヲ設ケ文化十二年已来之日月蝕十ヶ条相試候ニ食分分毫も無相違出来仕候乍然西洋法暦術考成と申書八十五巻ニ相成り居候故一々これに対弁仕子細ニ相認候得バ略々認候而も四十五巻餘ニ相成り可申積ニ御座候私義も七十一歳ニ及候故甚心促候故罷帰次第相懸り三ヶ年之内ニ是非共大成之積ニ御座候/五月七日/大行寺様〈恵照〉無外子/二啓/先書認落申候梵暦造修之名目差支可申哉之旨承知仕候此義者四ヶ年前御寺社奉行松平左近将監殿御裁許御切紙被仰渡候者円通著述仏暦書籍之類法中門人へ授与勝手次第たるべくと申御裁許ニ而候故仏暦造修施入と御申立ニ而差支無御座候也」。
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
コレクション

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