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松柏科 松譜

引用
『松柏科 松譜』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-16964)
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ID
M2005033019490836646
コレクション内カテゴリ
  • 錦窠植物図説
書名
松柏科 松譜
別タイトル / 旧書名
Vol. 138 松柏科 松譜
巻次
138-146
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
たる粉を入て掻交へし○香煎(セン)に製(セイスル)にハ精気(アク)汁を取たる粉を日に乾し煎(イリ)、鍋、ほうろくなどにて炒べし、又老木の皮ハ精気(アク)汁を不取して炒てもよし、其粉に五穀の挽たる粉を半分交るを上品をし、二三分交るを次とす、比外あま茶、又茶のせむじかうを乾し粉にして交るもよし、極貧(ヒン)者ハ松の粉はかりをも食へし、又比粉を飯の上置にし食もよろし、比香煎の方却て餅、団子よりも製易(セイヤスク)して有利、たとへば松の香煎を朝(アシタ)に三椀(ハン)食し、茶を呑(ノン)て置は、力業(チカラハサ)をなす人たりとも昼(ヒル)までは不飢よし、よくよくためし知るへし、抑比製法ハ往昔、或智識の僧山居してみつから松皮を石上に粉となし食とす、今世に伝て五穀に代り飢を救ふ一助とす、常に腹すれハ身を軽し寿を延て仙境に至らしむと南高貴の人たりとも賤食となしゐふ事なかれ、庶幾ハ村镸たる人、吾(ワレ)と志を同し、比食を製し里民の飢に備たまはし幸甚ならむかも、松皮は飢をたすけて身を軽く命延ふはふ薬なりけり、美濃国不破郡中山麓、栗原山人、{右ハ天明ノ大坂船場住何某ノ記録ヨリ抜書トミユ、比刻ハ天明カ不知、朱書}
人名
栗原山人(栗原信充?)
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
備考
続き
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション

伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界

日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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