楊柳科 デロ楊譜
引用
『楊柳科 デロ楊譜』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-16060)
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ID
M2005033019322135742
コレクション内カテゴリ
- 錦窠植物図説
書名
楊柳科 デロ楊譜
別タイトル / 旧書名
Vol. 125 楊柳科 デロ楊譜
巻次
125-065
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
本草網目白楊條下、頌曰今処々有之、北土尤多株、甚高大、葉円如梨葉、皮白色木似楊、時珍曰白楊木高大、葉円似梨而肥大有尖、面青而光、背甚白色、有鋸歯、木肌細白、性堅直、用為梁栱、終撓不曲与栘楊、乃一類二種也、治病之功大抵彷彿、嫩葉亦可救荒、老葉可作酒麹料、昌蔵謹按ニ独魯之木幹皮色微白、葉ハ梨葉ニ似テ肥大、面青背微白、細鋸歯アリ、材質細密淨白ナリ、其樹直聳性堅直ニシテ人家棟梁ニ作リテ橈曲スルコトナク、嫩葉柔軟ニシテ食料ニナスベク、老葉ハ麹ヲ罯スヘキトミユ、然レハ此独魯ハ本条ノ白楊ニ充テ穏当ナルベシ、今独魯ノ木葉近ク譬テ云ンニ梨葉ニ似タリ、故ニ梨葉ヲ添テ参攷ニ備フ、独魯、其幹皮一望スルニ常種ノ楊柳ニ較スレハ微白ヲ帯フ、因テ白楊ノ名アリ、宗奭説ニ本身似楊、微白故曰白楊、非如粉之白也ト云語ニ符合ス、蔵器曰白楊北土極多人種、墟墓間樹大、皮白、其無風自動者乃栘楊、非白楊也、又時珍引鄭樵通志言、白楊、一名高飛、与栘楊同名、今通呼栘楊為白楊、且白楊亦因風独揺故得同名也、葉ニ風ナキニ自動モノハ栘楊ニシテ白楊ニ非スト云コレ、栘楊トトノ差別ヲ説ントシテ此文ヲナス、矛園中ニ一株アリ、白楊トヲボヘ居シモノ、最初写真シテ一覧ニ備フルモノ、葉ノ蒂細ク長シ、葉ハ横ニ広ク濶大ニシテ微風ニ動揺スルモノナリ、コレ栘楊ニシテ
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション
伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界
日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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