大戟科
引用
『大戟科』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-12777)
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ID
M2005033018124831416
コレクション内カテゴリ
- 錦窠植物図説
書名
大戟科
別タイトル / 旧書名
Vol. 103 大戟科
巻次
103-035
本文言語
日本語
内容注記
日付、年代: 文政12年 1829, 西暦(キー年代): 1829
翻刻・翻訳
観経年之後、余言之不差焉、文政十二年、秋七月上澣日、薩摩侍医、物産志総閲、曽槃士攷識、巴豆考、巴豆産巴郡、其実如豆故名焉、明盧復刻本、本草経云、巴豆一名巴椒【宋本草】同、然其実絶不似椒可疑矣、太平御覧、所載本草経作巴菽、羅願爾雅翼以菽為衆豆之総名、則巴菽便巴豆也、左氏蜀都賦、及張揖広雅亦皆称巴菽、則知盧復以菽椒字形相似誤耳、森立之云、古草木混誦不分、如桔梗、栝楼、著実、荊実之類、可口証矣、巴菽作巴菽、亦其例、而御覧引本草経、作一名、巴菽又引呉氏本草経、范子計然同、淮南説林訓、左思蜀都賦、華陽国志其同、今見在新修本草、已作巴椒、証類全据此也、然則白字巴椒宜従御覧、作巴菽耳、自古赭鞭家者流、惟品隲其真偽効用、而不及枝葉花実之細状、蓋以本邦不産之故也、又多識編、訓阿志毛乃末米者、附会来舶之物耳、下和名者、間有如此也、荷蘭人以為篦麻之属、故呼曰、応帝亜安説搵牒爾婆母(インテアーンセウォンテルボーム)、即応帝亜篦麻之義、漢人亦有此説焉、物理小識、以篦麻巴豆為同類、亦就効用言耳、偶閲蘭書、麻羅抜爾(マラバル)【草木譜】、載巴菽、羅甸呼曰葛特児究欲納蛤(カーテルアーハナカ)真図、於是旁捜徧索、未嘗覩其似者也、嘗聞寛政年間、琉球貢巴豆活本於薩州、凶幾蕃殖、至文政十年、始着花実、因頼吾占春先生、乞其実、先生贈以五房、乃種之園中、壅治灌漑、為日己久既、而察之一日而根、五日而葉、十日而枝、其葉殆類海州常山
人名
阿部喜任
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
備考
続き
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション
伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界
日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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