檀香科
引用
『檀香科』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-12651)
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ID
M2005033018101331290
コレクション内カテゴリ
- 錦窠植物図説
書名
檀香科
別タイトル / 旧書名
Vol. 101 檀香科
巻次
101-063
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
節軽而大者為馬蹄香、或二自枯死者謂水盤香、依木皮而結者謂之青桂、及熟結生結脱落虫漏等説煩錯多端、不可適従、況旦番沈、舶沈、薬沈、角沈、黄沈、蠟沈、華沈、光香、連香、崖香、欽香、龍鱗、鷓鴣斑、蝟刺香、葉子香等諸名零碎不堪其煩、亦難皆信、唯以沈水者為沈香、一言尽之矣、而琪南(キヤラ)香元類之至近者若無沈香、則用奇藍(キヤラ)、亦不為不可唯取硬重濃香者為得之/沈香、和産ナシ、舶来アリ、皆蛮産也、交趾ヲ上品トス、奇南ハキヤラノコト也、沈香奇南モト木ハ同物ナレトモ結香ノ処テ陰陽ノ異アリ、本草彙言、広東新語ナドニ委ク沈香、奇南ノ別アリ、可従此ニ、留青日札ヲ引キ同物トスルハ非也、沈香、奇南功能モ異也○ホタト云ハ番国ノ名也、勃泥国ヨリ来ル沈香ヲ云フ○奈良ノ蘭奢待ハ奇南ノ至テ上品也、此ヲ黄熟香ト名ヅクルハ非也、黄熟香ハ沈香ノ下品ヲ云也○ヒヨンカツハ水ニ不沈モノヲ云、至テ下品ノ沈香也、今ハナシ、色々ノ名目アリ○沈香、奇南トモニ交趾ヲ上品トス、然トモ木ノ白キモノハ未ダ香ニ結セザルモノニシテ水ニ沈マヌモノ也、此ニ不沈トモ最上也ト云ハ非也、不可拘此ニ引谷響集ハ板本ニアリ、僧ノ作也、{【大和本草会識】、朱書}
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション
伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界
日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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