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檀香科

引用
『檀香科』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-12628)
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ID
M2005033018094331267
コレクション内カテゴリ
  • 錦窠植物図説
書名
檀香科
別タイトル / 旧書名
Vol. 101 檀香科
巻次
101-040
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
は再溜せる酒精中に其四十八分を溶解すべし、試に其材片を嚼めは稍苦味ありて香気を覚ゆ、其気異常にして甚佳香ならす、或謂ふ、其気白檀に似たり、或又龍涎香に類せりとも云へり○此香料古昔の載籍に散見せし者少からす、乃ち聖書内には聖詩(サーム)篇及び「プロパルブス」には肉桂没薬と倶に記載せられ、讃美歌(カンチクルス)には丁香雑腹蘭「カラムス」桂皮、乳香没薬と同じく記せらる、耶蘇の尸体を以て没薬と「アルー」を和し、此馨香を用て枲布に裹(つゝ)み、猶太人の葬規に従ひ其尸体を埋葬せり云々、約翰福音書第三十九章第三十一節、其和合「アルー」は即今の沈香をや謂なるべし○方今支那にては専ら沈香を用て香料となし消費すること極めて多し、案広東新語に莞香盛時歳售数万金蘇松一帯毎歳中秋夕以黄熟徹且焚焼、号為薫月莞香之積閭門者一夕而尽、故莞人多以香起家云々、又当時西国の各市場に於て沈香を見しことあれとも、余輩互市につき親しく寓目したりし所のものハ何れの市場にありても皆西利亜(シリア)の貨物に混して其市中に在るを見たり、「シヘット」に
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
備考
続き
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション

伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界

日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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