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石南科 躑躅譜

引用
『石南科 躑躅譜』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-10364)
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ID
M2005033017261428315
コレクション内カテゴリ
  • 錦窠植物図説
書名
石南科 躑躅譜
別タイトル / 旧書名
Vol. 078 石南科 躑躅譜
巻次
078-092
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
杜鵑花(さつき)、四五月に花さく、品種甚多し、田土、赤土、あづ土、山つちによろし、沙土よろしからす、あか土に肥たる沙土をよくもみませてうふるもよし、躑躅を植る法同し、さしやうもつゝしにおなし、又大竹の管をわりて枝をはさみ、其うちに肥土をみてゝときとき水をそゝくへし、八月以後又梅雨のうちよし、根生して後きりてうふへし、つゝしも同しかるへし、此説園史にいてたり、又花史曰、春のはしめ枝をおして地につけ、赤土を以て是をおほひ、枝生して後本をきりたち、来年わかちうふへし、月令広義曰、陰処によろし、日をおそる、夏ハ水をしはしはそゝくによろし、雨水尤よし、糞をいむ、又湿土をいむ、遵生八牋曰、肥たるをいむ、木かけにうふれはしける、園史にもふかき木かけに植れはみとり色、愛すへしとあり、然るに或人のいわく、半日ばかりハ日に当る所よし、日のあたらさる木かけふかき所に植れは花はやくしほみちる、又園史曰、豆餅をみずに浸し黒色になるとき杜鵑花の根にそゝくへし○松嶋といふあり、花よしといへともよろしからさる土地に植れは心枯る、其外土地をきらふ杜鵑花多し、或曰、杜鵑花ハ暑をおそるゝゆへに、しは草を根にうへてよし、かくのことくすればおほひなくしても日にいたます、此説いふかし、根に草生せはあしかりなん○花史曰、陰地をこのミ、こやす事をきらふ
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション

伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界

日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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