忍冬科
引用
『忍冬科』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-09705)
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ID
M2005033017130027005
コレクション内カテゴリ
- 錦窠植物図説
書名
忍冬科
別タイトル / 旧書名
Vol. 071 忍冬科
巻次
071-049
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
楊櫨、たにうつき、やまうつき、さつきはな〈越中〉、さをとめうつき〈雲洲〉、{(潅)、朱書}、山足に自生あり、人家にも多く栽ゆ、樹高さ六七尺、春嫩芽を生す、葉の形紫陽花に似て小く薄く、周りに鋸歯あり、葉嫩き時ハ紅色を帯へり、夏月葉の間に花を開く、形常のうつきに似て大く、長さ一寸余、淡紅色なり、後実を結ふ、熟すれハ四五弁に破きて花の如し、一種、樹葉花ともに前条に似て花黄色なり/楊、タニウツキ、ヤマウツギト云、コレヲバウノ花トモ云、ツネノヨリハ小ナリ、葉マルウシテキヨシガアリ■セイスルナリ、花ハウスアカウシテ穗ニナル、シツヽザキハハコネウツギニ似テ小ナリ、漢名錦対花【花鏡】、実ハサヤニナツテデキルモノナリ、熟スルト、一名牡荊【正字通】/楊櫨●恭曰、楊櫨、一名空疏、所在皆有生籬垣之間、其子為莢●大和本草曰、順ガ和名鈔ニ溲疏ヲ字豆木ト訓ス、非也、本草ノ説ニ不合、楊櫨一名空疏、坊間刊本ニウツキト訓ス、然レトモ本草ニ其子為莢(サヤ)トアリ、ウツキニハ莢ナシ、此訓モ亦水也●用薬須和、一本堂薬選、共ニコレヲノセス
人名
岩崎灌園
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
備考
朱書で(灌)
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション
伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界
日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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