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薔薇科

引用
『薔薇科』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-08158)
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ID
M2005033016424323940
コレクション内カテゴリ
  • 錦窠植物図説
書名
薔薇科
別タイトル / 旧書名
Vol. 055 薔薇科
巻次
055-074
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
にて其性尤も薬とするに堪へたりと見へたり、この大木瓜即今云ふカラボケなり、其外に榠樝、樝子、蔓子、土伏子など云ふ者皆木瓜の類にてある也、右白石遺考ニ出典、農雑誌ニ引/{(ホ、朱引き訂正)}{七、朱書}{十七、朱書}、木瓜{(ボケ)、朱書}、{【花名集】、朱書}、通用木海棠のことく成花咲也、色うす色に■■木赤ミあり、三月純と言、冬中ヨリ咲ク、こつき太く丈にのぼる、花つまりて付、葉花の時あらす、ぼけハ海棠にかへたり、緋木瓜、木つき常の木瓜に似たり、花本紅にしてけしからす見事也、白木瓜、木つき常のほけに似たり、花白くしてけしからすよき花也、白ぼけハしへからあらす、なかめよし/焼木瓜、{【植図食草】、朱書}、木瓜、皮、なかごをさり、塩をして甘茶少し加へ色をつけ、晒乾し、壷にいれ、砂糖にて段々かさねつけ、一夜壷共に焼、是を収めおくなり/ぼけ、木瓜をよふハ音なり、和名抄にはもけと見へたり、今かくぼけといひ、俗にくわりんともいふ、是なり、野生に称するものハ闌路錦也、くさほけともいへり○花録にひほけと呼ものハ木瓜海棠なりとそ、【和訓栞 中編巻二十三】/木瓜、木名楙、其種来自宣城故又名宣木瓜、冬月摘置室中、香盈四壁至、過歳二月始壊不同、草木瓜易痩、【充州府曹県志 四】/木瓜、〈丹波〉、【日本名産記 坤】/木瓜、名楙、枝一尺百二十節、花類海棠、実大如梨、小如桃、【義烏県志 八】
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション

伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界

日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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