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薔薇科 薔薇譜

引用
『薔薇科 薔薇譜』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-07531)
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ID
M2005033016301922702
コレクション内カテゴリ
  • 錦窠植物図説
書名
薔薇科 薔薇譜
別タイトル / 旧書名
Vol. 050 薔薇科 薔薇譜
巻次
050-061
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
といひ、花の色よかりて酒の名を取るとそ許に、田芸衡か香宇外集みへたり、此類に紅白紫の三色あり、さて仏見笑といふに似たり、本草綱目営実の条に見へたり、一種ハトヤハラあり、白弁金蕊にして花また大なるを、雪梅〓と云、その紅艶なるを番荼蘼と云、共に花鏡にみへたり、又山茶ハラ、一名猩々ハラあり、花の紅光これにまされるものなし、是を金沙羅といふ、花史に見へたり、又ローサハラ、一名ハヤナスあり、浅瀬に生し、その実茄子に似たれる、即実福の謂なり、これを玫蝿といふ、花鏡にみへたり、尤■に外国竹枝詞に欧羅巴国中玫瑰最貴、取蒸為露、又オランダハラあり、繭を煮て糸を繰(クル)時にはしめて開けるとて、是を縹〓花と云、花鏡にみえたり、又菩薩ハラ、道数英聚開、これを十姉妹と云、周文華か致富全書に見へたり、又長春あり、一年の内、大氏六回花咲、是を同季花と云、本草綱目に見へたり、一名長春花、花史に見へたり、また同名あり、同しに花咲、右に月々紅と云、綱目月季花の条に見へたり、一名月貴、一名月記、共に広東新語にみへたり、また去来霄ハラ有冬月の寒威に咲く花なれは、半開して〓たる月の如し、故に名せる也、是を闘雪紅と云、又綱目月季の条に見へたり、【国史草木昆虫攷 巻六】/糸面
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション

伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界

日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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