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薔薇科 桃譜

引用
『薔薇科 桃譜』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-07005)
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ID
M2005033016201321668
コレクション内カテゴリ
  • 錦窠植物図説
書名
薔薇科 桃譜
別タイトル / 旧書名
Vol. 045 薔薇科 桃譜
巻次
045-071
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
桃李杏を糖蔵する法、【東京日々新聞 十五年七月二十一日】、農商諸信、桃李杏を糖蔵するにハ共に半熟未だ軟らかならざる時、菓物に疵の付ざる様に之を採り、針を以て菓の上部中心を核に及ふ迄に刺衝し、蒸餾水一升、剥篤亜斯十銭を器中に入れ、木棍を以て手を停めす撹拌して混合シ、菓物を器中に置くこと三時間許、斯の如くすれバ菓中の酸味悉く脱出ス、而して菓を笊の中に取り揚け水気を散せしめ、蒸餾水を温湯となし、再ひ此菓を入れ置くこと又三時間許、又笊の中に取り揚れバ水気と共に剥篤西斯分を脱除す、夫より柚の皮を煮るか如くして糖汁を飽和せしむ、然る后ち笊中に取り出し、糖汁を壜に入れ菓物も又入て糖汁の表面に菓浮出さぬやうにす、而して壜口を密封し、獣胞を温湯に浸して蓋閉とし、之を緊紮して筪子に納め、鋸屑を以て充実し暗処に貯ふ○一法にハ右の如くせし菓を蜜汁中に浸すも可なり、蜜漬するものハ腐敗するの患ひ更になし、陶〓考寺に都て糖蔵の法ハ毎菓必ず酸味を消脱せざれバ腐敗し易し、故に初めよく意を注ぐべし(舶来の如くブリツキに入れ口を閉れバ殊に宜し、聊も腐敗の患ひなし/糖造法
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション

伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界

日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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