メインコンテンツに移動

薔薇科 桃譜

引用
『薔薇科 桃譜』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-06958)
記載例をコピー
CSV
ID
M2005033016192121576
コレクション内カテゴリ
  • 錦窠植物図説
書名
薔薇科 桃譜
別タイトル / 旧書名
Vol. 045 薔薇科 桃譜
巻次
045-024
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
桃花、種類多し、ひとへ、千葉、うす紅、濃紅、白桃、緋桃、日月桃、垂糸(したれ)桃あり、松江府志云、千葉にして大紅なるを紅桃といふ、深紅なるを緋桃と名つく、白きを碧桃と名つく、今案するに紅桃尤すくれたり、したれハおほく白桃也、日月桃ハ又金銀桃とも云、倭俗に源平桃とも江戸桃とも云、一枝のうちに紅花あり、白花あり、あるひハ一花のうちに紅白相ましれり、八重なり、又実をうへて当年すなわち花のさくあり、西王母よろひとふしなとゝて大なるもゝあり、又大桃あり、ともに果を賞玩す、油桃あり、其実常の桃より小くしてつはきの実の如し、又冬桃あり、雪桃と名つく、十月熟す、味もよし、伏見の桃林ハ其ひろき事世に類なし、方十余町あり、其一所にしけき事吉野の桜に増れり、さかんにひらくと記人の目をおとろかす○斎民要術に桃をうふる法、熟したるとき肉ともに肥たる地にうつし、春に至て生する時、うつし植へしほる時に本の土ともにうつすへし、本土をされはかれやすし、桃の性皮あつく悪なり、故に植てより四年以上ハ刀を以てたゝき所々其皮を切へし、よこに切へからす、かくのことくせされはかるゝな/十二
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション

伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界

日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
コンテンツ(画像等)のライセンス
メタデータのライセンス
コンテンツの利用について

関連アイテム