梅譜 食用
引用
『梅譜 食用』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-06706)
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ID
M2005033016141821080
コレクション内カテゴリ
- 錦窠植物図説
書名
梅譜 食用
別タイトル / 旧書名
Vol. 042 梅譜 食用
巻次
042-073
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
江戸に称する所とハ全く同名にして異品なり、薄色縮緬ハ粉白の単の小輪なり、これも弁に皺紋をあらわせり、緋縮緬よりはおとれり、殊に枝枯たる性にて養ひかたし、花ハ速き方なり、残雪は単の白花にて蔕ハ緑に枝ハ銅色也、尤はやきの花なり、あるいハ二月梅ともいへり、蔕に春雪のつもることくはなひら和なる■れハかく名つけなるへし、十の梅ハ単の白花なり、■ゆる輪にて色鮮明なり、■■のくちハ紅梅をあさ■■■やゝ綻て白くなれり、蔕ハ赤し、此花開く事速きゆへに霜雪の痛ミ少く実もまた多して賞すへし、此類の花多くして■■き難し、紅牡丹ハ八重の深紅の大輪なり、弁末に至りくるひ出、瓜紅綬は八重の綬にて莟のうちハさき紅なり、開花の時したにとなる、又紅白輪をましへ咲花もあり、信ハ■地方の花なり、猩々紅は八重の大輪にて深紅なり、千葉の紅花この名に出るものなり、鬚はしたき方、紅弁、白鬚おのつから鮮なり、実に絶品と言うへし、桃の台に接ハ別る永く栄へかたき木なり、雪に逢い尤いためり、甚養かたき性なり
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション
伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界
日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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