山茶科
引用
『山茶科』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-02452)
記載例をコピー
ID
M2005033014534112728
コレクション内カテゴリ
- 錦窠植物図説
書名
山茶科
別タイトル / 旧書名
Vol. 003 山茶科
巻次
003-039
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
四方拝条云御屏をたてめくらし、其中に御座三所をまうけ、其前に白木の机を置て香華燈なとをそなへ、此所にて御拝の儀式ありと見へたるは後のことなるへしとも、仏前焼香は仏の世に菩薩聖衆の沈檀の匂ひから董物等は始まりて、から国にも是をまなひ我御国は参議きみたりに入唐して渡し伝へけるとかや、山谷待集抄に漆桶万里といふ人有、帳中香と云を著前龍山江介周鏡序云江左漆桶道人万里博渉群書、尚友古人暇日把此集以三伝烏十翼烏仍名以帳中香曰昔龍樹、齅華厳而知其宗趣也、吾亦齅此集而徹其奥也、後来学者齅之必領其旨也、判然灼然陸務翁氏所謂吾国以香為仏事云者、寔非虚発是以名烏と、されは莽草の臭物を仏に用ふるにて神に用ふることなし、大神宮儀式帳云山向物忌職掌太玉串并八重榊取備供奉第三重御門東方一列(ウラ)八枝八重数六十四本右方亦左員(カツノ)云云、見へて今も八重榊は内宮第三鳥居の左右にあり、後鳥羽天皇御製に神風や八重の榊葉かさねても御裳濯川の末そはるけき、大神宮年行事祈年祭云宮司進寄鬘木綿玉串大内人自山向物忌手、玉串二枝請取奉宮司手一端請取、左右各一枝棒持次一座号玉串大内人自山向手、玉串四枝請取奉之、差笏一端先左二枝左仁取次右二枝右仁取二神主以下同前次玉串大内人自山向手、玉串八枝請取、玉串行事是也、榊玉串云、榊枝毎木綿結付也、拾芥抄に見えたる神楽採物榊等も皆莽草を用ひられしにや、又奥山の志伎美の花のとよめるは深山志伎美
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション
伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界
日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
コンテンツ(画像等)のライセンス
メタデータのライセンス
コンテンツの利用について
こちらをご覧ください