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山茶科

引用
『山茶科』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-02443)
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ID
M2005033014533112711
コレクション内カテゴリ
  • 錦窠植物図説
書名
山茶科
別タイトル / 旧書名
Vol. 003 山茶科
巻次
003-030
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
【筵耊小牘】楊桐一名青精、一名烏飯樹、中山謂之山米曰野麻姑生深山中樹類冬青而葉更長大滑沢経冬不凋又有長葉細葉円葉鋸菌之数品夏月毎葉間開数花皆向下如照水梅稍狭小故好事者云葉以供瓶花謂之夏梅与木天蓼同称其色微黄彷彿九英梅而有光花後結円実小於天竹子生青熟黒可以染紫色本邦神祠必稙此木或為森林又折枝以供祠前猶浮屠氏以莽草供仏然故倭俗名此木為榊中山伝信録云有樹似冬青高丈余花如棗子纍々生如中国女貞子甘酸可食亦可染物作青蓮色名名山米又名野麻姑当即青精也、通雅云鳥飯樹一名楊桐、非沈括所謂南天燭鳥飯樹結子黒南天燭結子赤或老則有高節古今詩話曰鳥飯名楊桐似小冬青非楊櫨也、據此文則李東壁引古今詩活楊桐以為南天燭者非是矣葢楊桐鳥飯青精原皆天竹之一名也、故用天竹茎葉漬汁炊飯者曰青精飯青精乾石〓飯之法許干本草綱目古昔朱霊芝真人常服之人称青精先生故高濂謂其飯為青精先生〓米飯飯榊亦可以染飯故有此三名耳頭瘡瘥後毛髪不生青精葉搗絞取汁頻敷/○左加支、今同、出記字鈔記用賢木字万同又作榊樹紀用阪樹字皆会意仮字耳字作榊社〓掟等新字乎又作龍眼木鈔同引漢語抄後世漢籍称楊桐、八雲名タマクシノハ奥儀抄為波ニ加皆可疑也、久老曰古人詠ーーー有香今検之無有蓋古人所呼指志支美乎此物有気古以之謂香乎今俗薦仏則昔時供祭祠可知度会宮中歳晩以之名ハナサカキ旧伝爾此説雖信疑相半録備一考仙覚為栄樹之意契沖真淵為凌冬木之汎称者拠之耳記紀有以知ーーー称其叢生也、非別品如為比左加支者非也{【名物摭古小識三】、朱書}
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション

伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界

日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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