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自イ至ホ

引用
『自イ至ホ』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-01427)
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ID
M2005033014344610453
コレクション内カテゴリ
  • 錦窠蟲譜
書名
自イ至ホ
別タイトル / 旧書名
Vol. 002 自イ至ホ
巻次
002-017
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
問、いなごに冬虫の字を用ゆ、正字にや、答、正字也、詩経に螽斯(シウシ)と云是なり、螽の字なるを略して、冬虫を書なり、古へいねつきこまろと云し也、此虫雌雄いたつてむつまし、相ともに負て飛もの也、又子多しといへり、一度に八十一子を生(ウム)と云、或ハ九十九子を生といへり、因て詩経に螽斯の章に皇妃(コウヒ)の徳を称して作れるゆへ、螽斯の雌雄、和合を形容して子孫によろし、室家によろしと作れる也、又本草にも五月五日此虫の交合するを候(ウカガフ)て、収(ヲサ)め取て夫婦是を佩(ヲブ)れハよく愛媚(アイビ)すとて、中むつましくなる事を載置(ノセヲキ)たり、又云〓螽(フシウ)をいなこと訓せる人多けれど、それハ詩の?々タル〓螽と云になつミたる説也、既に時珍か説に〓螽ハ此属の総名といふにて発明すべし、いなごはつたなと皆惣てを云也、一物とするハあしゝ、問、飛蟻を書てはありと訓す、正字にや、答、飛蟻と書ハ正字とも思われす、飛?の誤りなるへし、飛?、白蟻の両名はありの正字也、羽蟻と書ハ俗字通用の読なれハ害なし、?の字もありといふ字也/{イナゴ、朱書}/十四
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション

伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界

日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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