角屋文書（１１）池永道雲文書外

①：近世前期、４月３日付、角屋七郎次郎宛、河野権九郎通護（幕臣。享保３年没）書状。折紙（36.0/49.7）。年頭祝儀に塩鰡２尾塩鯨１簀を贈られた礼。②：近世前期、６月４日付、角屋七郎次郎宛、河野権九郎書状。切紙（17.9/51.7）。此間御来儀に預かり、砂糖漬１櫃を贈られた礼。③：近世前期、２月１２日付、角屋七郎次郎宛、池永道雲書状。折紙（31.9/42.3）。年頭祝儀に鰡２尾を贈られた礼、剃髪改名し、家業も無いので外医を勤めること。④：近世前期、２６日付、角屋善兵衛宛、池永道雲書状。巻紙（15.9/25.2）。鰡塩引を届けられた礼。角屋は在江戸。⑤：近世前期、２月２０日付、角屋七郎次郎宛、広田八郎左衛門安勝書状。折紙（35.7/48.2）。殿様はますます御機嫌よいこと、年頭祝儀に二見浦馬瀬甘苔１袋を贈られた礼。広田氏は紀州家臣。（１４）－③参照。⑥：近世前期、１１月朔日付、角屋七郎次郎宛、松原左大夫重常書状。折紙（30.7/42.5）。当夏御出府中は度々御意を得たこと、豊後守が去る頃御役御免の上意を得たこと等。⑦：近世前期、６月１１日付、角屋七郎次郎宛、奥田小平太書状。折紙（34.4/48.0）。先頃結構な役替につき祝詞を贈られた礼。⑧：近世前期、６月１５日付、角屋七郎次郎宛、水野安房守内小川与一右衛門書状。切紙（18.3/55.7）。昨日御入来、御申の趣を安房守に伝えたこと。