槭樹科

Vol. 032 槭樹科

伊藤圭介

Japanese

むものなり、此樹二種あり、其一を「ソイクル、アホルンボーム」、「アセル　シャッシヤリュウム」、羅甸砂糖かへでの義、其二を「ズワルテ、アホルンボーム」、「アセル　ニグリュム」、羅甸黒カヘデの義、と称す、世に此樹を砂糖樹と称する程にこの樹より之を出すこと多く、殊に北亜墨利加にてハ砂糖を収納するか為に多く之を用ゆる程なり○第一種ハ彼国の北地、即北ペンセールハニー」。「ネウヨルク」の西辺「オッフルカナダ」「ニーウスコットランド」「ニーウエンゲランド」の北地に産す、又第二種、則「ズワルテアホルンボーム」ハ之に反して暖地に生す故に「オヒヨ」海峡名、及ひ亜墨利加西部の大河の岸辺迄能く之を生せり（す、訂正）／○砂糖かへでハ多く産地の膏沃にして但寒湿なる土に生す、高さ五十尺（フート）より八十

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470.3-I-32(47)

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