言霊のしるべ

（上篇）嘉永５年弥生、常陸御民平健東雄序。嘉永５年あきのなかは、古谷の土子序。天保４年８月稿成、嘉永５年３月刻成、座摩宮祝部薑園蔵板、売弘所　山城屋佐兵衛（江戸日本橋南二丁目）刊。見返に「薑園（刻印「健東雄印」）」。巻末に「葎居黒沢翁満大人著述書籍目録」２丁あり。（中篇）安政３年３月、黒沢真臣序。安せうのみとせといふとしのやよひ、むさしのさい玉人橋本の広臣跋。発行書肆　須原屋茂兵衛（江戸日本橋南壹丁目）・同伊八（同浅草茅町二丁目）～菱屋平兵衛（尾州名古屋本町通）・河内屋喜兵衛（大阪心斎橋通北久太郎町）板等１３軒の付け刊記。