肥前福江藩日記
引用
『肥前福江藩日記』(名古屋大学附属図書館所蔵)「名大システム 古典籍内容記述的データベース」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n004-20230901-01004)
記載例をコピー
ID
j2057
コレクション内カテゴリ
- 神宮皇学館文庫
書名
肥前福江藩日記
書名ヨミ
ヒゼンフクエハンニッキ
別タイトル / 旧書名
潜伏切支丹宗徒御吟味一件留
書名備考
外題内題なし。旧書名・新しい改装表紙左肩書外題「潜伏切支丹宗徒御吟味一件留」。書名は仮題。
数量
1冊
寸法・大きさ
25.3/17.7
丁数
380
原装・改装
原装
版写
写
刷り書写の態様
原写本。
書型
大
成立
奥書等なし。小口書「慶応/三卯/七月/八月」。書写数筆あり、連日書き手が替わる。
成立西暦
1867
内容注記
肥前福江藩の国元の役所に於ける業務日記。藩主や家中の動静を詳細に記す。慶応3年7月5日より8月23日まで存。7月6日「一今朝大円寺月次/御名代青方善助相務候事」。7月11日「一今日育英舘月並講訳御延引来ル廿一日之処ニ被仰付候之事」。7月16日「(薩摩藩主)修理太夫様江御内輪ニ而御答礼被進物/奉書半切/一鯨尾羽毛三簀巻/一御袴地五端/一御肴代金弐千疋/已上」。7月17日条に琉球人漂着の一件。7月27日「一儒官松園鼎病気ニ付悴多平を以釈典来月朔日同七日十七日廿七日之内被仰出心得之旨申達…」。8月朔日、江切の記事。8月3日、大浜町人多蔵、十ヶ年以前に出奔、有川で召捕になる(6日三井楽へ遠島になる)。8月11日天草高浜村の船が乱板(難船)一件。8月15日貞方又三郎刀紛失一件、右につき21日に、宇久嶋の善吉の自殺した死骸を田部手に於いて打首獄門。8月23日猪と見違えて人を鉄炮で打殺した一件。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
請求記号
190.21-Se
備考
新しい改装茶色表紙、浮線綾(型押)。原表紙はなし。小口書の様子より見て、巻頭と巻末に数丁宛程度の落丁あるか。7月朔日まで8月晦日までを含んでいたか。
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
無
コレクション
名大システム 古典籍内容記述的データベース
名古屋大学が所蔵する和漢古典籍について、書誌だけでなく内容までも詳細に記述したデータベースです。